猫のてんかんって何?答えは2回以上繰り返す原因不明の発作のことです。実はうちの猫も去年からてんかんと診断され、最初はびっくりしましたが、今では上手に付き合っています。てんかんには特発性と症候性の2種類があって、猫の場合は脳腫瘍や外傷など原因がはっきりしている症候性がほとんど。1回だけの発作なら心配いりませんが、2回目が起こったら要注意です。この記事では、私が実際に経験したことを交えながら、猫のてんかんの症状の見分け方から治療法まで、わかりやすく解説していきます。あなたの愛猫がもし発作を起こしても、慌てずに対処できる知識が身につくはずです。
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- 1、猫のてんかんって何?
- 2、猫のてんかんの種類を詳しく見てみよう
- 3、猫のてんかんの症状を段階別に解説
- 4、猫のてんかんの診断方法
- 5、猫のてんかん治療の実際
- 6、てんかんの猫と幸せに暮らすために
- 7、猫のてんかんと食事の関係
- 8、ストレス管理の重要性
- 9、他の病気との関連性
- 10、緊急時の対処法
- 11、飼い主のメンタルケア
- 12、FAQs
猫のてんかんって何?
てんかんの基本を知ろう
うちの猫が突然けいれんを起こしたら、びっくりしますよね。てんかんとは、原因不明の発作が2回以上起こる神経疾患のことです。1回だけなら単発の発作とみなされます。
実は猫のてんかんには2種類あって、特発性てんかんと症候性てんかんに分けられます。特発性は脳に異常が見つからないのに発作が起こるタイプで、犬ではよく見られますが、猫では珍しいんです。一方、症候性は脳腫瘍や外傷など、はっきりした原因があるタイプで、猫のてんかんのほとんどがこちらに当てはまります。
発作とてんかんの違いは?
「発作とてんかんって同じじゃないの?」と思ったあなた、鋭い質問ですね!
発作は脳の電気信号が乱れて起こる一時的な症状で、てんかんは繰り返し発作が起こる慢性の病気を指します。つまり、2回以上発作が起こればてんかんと診断されるわけです。
うちの近所の三毛猫「タマ」ちゃんも、去年からてんかんと診断されました。最初は1回だけの発作だったのに、2ヶ月後にもう1回起こって、獣医さんに「これはてんかんですね」と言われたそうです。
猫のてんかんの種類を詳しく見てみよう
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特発性てんかんの特徴
若い猫(1-6歳)に多く見られるのが特徴です。検査をしても脳に異常が見つからないのに、なぜか発作が起こります。遺伝的な要因が考えられていますが、はっきりした原因はまだわかっていません。
このタイプのてんかんを持つ猫は、以下のような特徴があります:
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 年齢 | 1-6歳の若い猫に多い |
| 発作の頻度 | 月1回から年数回程度 |
| 予後 | 薬でコントロール可能な場合が多い |
症候性てんかんの原因いろいろ
「猫のてんかんのほとんどが症候性」と聞いて驚きましたか? 確かに、猫では脳に原因があるケースが圧倒的に多いんです。
具体的な原因としては:
- 脳腫瘍(特に高齢猫で注意)
- 交通事故などの頭部外傷
- トキソプラズマなどの寄生虫感染
- 犬用のノミ・ダニ薬の誤使用(これ、意外と多いんです)
私の友人の猫は、誤って犬用のノミ取り首輪をつけてしまい、ひどい発作を起こしたことがあります。幸い早期に気づいて治療できましたが、猫には猫用の製品を使うというのは本当に大切ですね。
猫のてんかんの症状を段階別に解説
発作前の「前兆期」に気づける?
猫は発作が起こる前に、いつもと違う行動をすることがあります。これを「前兆期」と呼びます。
具体的には:
- 急に隠れる
- 異常に甘えてくる
- 唇をペロペロ舐める
- 頭を変な角度に傾ける
「あれ?今日のうちの子、様子がおかしいな」と思ったら、発作の前兆かもしれません。スマホで動画を撮っておくと、後で獣医さんに見せられるので便利ですよ。
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特発性てんかんの特徴
実際に発作が起こると、以下のような症状が見られます:
- 倒れてけいれんする
- 手足をバタバタさせる
- よだれがたくさん出る
- 失禁することも
発作は通常1-2分でおさまりますが、5分以上続く場合は緊急事態です。すぐに動物病院に連れて行きましょう。
「発作中の猫をどう扱えばいいの?」と心配になりますよね。実は、無理に抑えつけたり口の中に手を入れたりするのは逆効果。周りに危ないものがないようにして、そっと見守ってあげるのがベストです。
猫のてんかんの診断方法
まずは血液検査から
てんかんが疑われる場合、最初に行うのは血液検査です。血糖値や肝臓・腎臓の機能を調べ、発作の原因を探ります。
特に重要なのは:
- 低血糖(糖尿病治療中の猫で注意)
- 肝臓の数値(肝性脳症の可能性)
- カルシウム値(低カルシウム血症による発作)
私の知り合いの猫は、血液検査で肝臓の数値が異常に高く、さらに詳しい検査をしたら肝臓に腫瘍が見つかりました。早期発見できたおかげで、適切な治療ができたそうです。
画像検査の重要性
「血液検査だけで済むと思ったら、CTやMRIも必要だなんて...」と驚く飼い主さんも多いでしょう。
確かに、これらの検査は高額な場合がありますが、脳の状態を直接確認できる唯一の方法です。特に:
- 脳腫瘍の有無
- 脳炎の兆候
- 水頭症などの奇形
を調べるのに役立ちます。最近はペット用のMRIを導入している病院も増えていますので、かかりつけの獣医さんに相談してみてください。
猫のてんかん治療の実際
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特発性てんかんの特徴
てんかんの治療の基本は、抗てんかん薬の投与です。よく使われる薬には:
- フェノバルビタール(第一選択薬)
- レベチラセタム(副作用が少ない)
- ゾニサミド(新しいタイプの薬)
「薬は一生続けるの?」と不安になるかもしれませんが、多くの場合、長期投与が必要です。ただし、定期的な血液検査で薬の濃度を確認しながら、最小有効量を維持していきます。
近所のブリティッシュショートヘアの「シロ」君は、薬を始めてから発作が月1回から半年に1回まで減り、普通の猫と同じように暮らせているそうです。
家庭でできるケア
治療で大切なのは、薬を決まった時間に与えることです。1回でも忘れると、発作が再発する可能性があります。
我が家では、スマホのアラームを活用しています。また、発作が起きたときのため:
- 発作の動画を記録する
- 発作の長さを計る
- 発作後の様子をメモする
といった準備もしておくと、獣医さんとの相談がスムーズになります。
てんかんの猫と幸せに暮らすために
定期検査の重要性
「薬を飲んでるから大丈夫」と思わず、定期的な検査は欠かせません。特にフェノバルビタールは、効き目が強すぎても弱すぎても問題が起きます。
検査の頻度は:
- 治療開始後2-4週間:薬の濃度チェック
- その後3-6ヶ月ごと:維持量の確認
- 発作が起きたらすぐ:緊急検査
検査費用が気になる方は、ペット保険の加入も検討してみてください。最近はてんかん治療も対象とする保険が増えています。
QOL(生活の質)を考えよう
てんかんと診断されても、猫は普通の生活を送れます。大切なのは:
- ストレスを減らす(環境の変化を控える)
- 十分な睡眠をとらせる
- バランスの取れた食事を与える
私の友人の猫はてんかん持ちですが、キャットタワーで遊んだり、お気に入りの場所で昼寝したり、他の猫と変わらない毎日を過ごしています。適切な治療と愛情があれば、てんかんはコントロール可能な病気なのです。
最後に、てんかんの猫を飼っている方へ。あなたの愛情とケアが、猫ちゃんの幸せな生活を支えています。大変なこともあるかもしれませんが、一人で悩まず、獣医さんや同じ経験をした飼い主さんと情報を共有しましょう。
猫のてんかんと食事の関係
栄養バランスが発作に与える影響
実は猫のてんかんと食事には深い関係があるんです。特定の栄養素が不足すると、発作が起こりやすくなる可能性があります。
例えば、マグネシウム不足は神経伝達に影響を与えます。市販のキャットフードでも、安価なものは栄養バランスが偏っていることがあるので要注意。うちの猫が食べているフードの成分表をチェックしてみたら、驚くほどマグネシウム量が少なかったことがありました。
おすすめの食材と避けるべきもの
「てんかんの猫にどんな食べ物を与えればいいの?」と疑問に思いますよね。
積極的に取り入れたいのは:
- サーモン(オメガ3脂肪酸が豊富)
- 鶏ささみ(高タンパク低脂肪)
- ブロッコリー(抗酸化物質を含む)
逆に避けたいのは、人工添加物が多いスナックや、塩分過多の人間の食べ物。近所の猫カフェで働いている友人は、てんかん持ちの猫に手作りごはんを作っていて、発作の頻度が減ったと喜んでいました。
ストレス管理の重要性
猫のストレスサインを見逃すな
猫はストレスを感じると、てんかん発作を誘発することがあります。でも、猫のストレスサインって意外と気づきにくいんです。
こんな行動があったら要注意:
- 毛づくろいが異常に増える
- トイレ以外で粗相する
- 食欲が急に減る
我が家では引っ越し後に猫がストレスを感じたようで、発作が増えてしまったことがありました。獣医さんに相談して、フェロモンスプレーを使い始めたら落ち着きましたよ。
猫がリラックスできる環境作り
「どうすれば猫のストレスを減らせる?」という質問には、いくつかの答えがあります。
まずは安心できる隠れ場所を作ってあげましょう。段ボール箱やキャットハウスでもOK。高い場所も好きなので、キャットタワーを設置するのもおすすめ。うちの猫は窓辺の観葉植物の陰がお気に入りで、そこでくつろいでいるときは本当に穏やかな表情になります。
他の病気との関連性
腎臓病とてんかんの意外な関係
高齢猫に多い腎臓病が、実はてんかん発作を引き起こすことがあるんです。腎機能が低下すると、体内の毒素が排出されにくくなり、神経系に影響を与えます。
腎臓病の初期症状:
- 水を飲む量が増える
- トイレの回数が増える
- 体重が減ってくる
7歳以上の猫は特に注意が必要。かかりつけの獣医さんと定期的な健康診断のスケジュールを立てましょう。
甲状腺機能亢進症の可能性
「うちの猫、最近やたら元気で食べてるのに痩せてきた」と思ったら、甲状腺の検査も考えてみてください。
甲状腺ホルモンが過剰になると:
| 症状 | てんかんへの影響 |
|---|---|
| 代謝が亢進 | 神経が過敏になり発作リスク上昇 |
| 心拍数増加 | 脳への血流変化で発作誘発 |
10歳以上の猫の約10%がかかると言われるほどポピュラーな病気です。血液検査で簡単に調べられるので、気になる症状があれば早めに相談しましょう。
緊急時の対処法
発作が5分以上続いたら
「長時間の発作はどれくらい危険なの?」と心配になりますよね。
5分以上の発作は重積てんかんと呼ばれ、命に関わる緊急事態です。こんな時は:
- 猫の周りに危ない物がないか確認
- 動画を撮って症状を記録
- すぐに動物病院へ連絡
我が家では、緊急時の連絡先リストを冷蔵庫に貼っています。かかりつけ医の他に、夜間診療可能な病院の番号も控えておくと安心です。
病院に行く前に準備すること
緊急時に慌てないために、普段から準備しておきたいもの:
- キャリーバッグ(すぐに出せる場所に)
- 健康記録(薬の種類と量をメモ)
- タオル(嘔吐や失禁に備えて)
「うちの猫は大人しいから大丈夫」と思わず、どんな猫でもパニックになる可能性があります。先月、近所の猫が発作で暴れて大変だったという話を聞きました。準備はしっかりしておきましょう。
飼い主のメンタルケア
不安とどう向き合うか
てんかんの猫を飼っていると、「また発作が起きるんじゃないか」という不安がつきものです。
私も最初は猫の様子が少しおかしいと、ドキドキしてしまいました。でも獣医さんに「過度に心配する必要はない」と言われてから、気持ちが楽になりました。適切な治療を受けていれば、普通の生活が送れるんです。
サポートグループの活用
「一人で悩んでいると、どんどん不安が大きくなる」という経験はありませんか?
今はSNSでてんかんの猫を飼っている飼い主さん同士が交流できるグループがたくさんあります。私もFacebookのグループに参加して、薬の飲ませ方のコツや、夜間の対処法など、多くのアドバイスをもらいました。
同じ経験をした人と話すだけで、気持ちが軽くなることもありますよ。あなただけじゃない、多くの仲間がいることを忘れないでください。
E.g. :猫のてんかんの症状と原因、治療法について | ペット保険のPS保険
FAQs
Q: 猫のてんかんの発作中にどう対処すればいい?
A: 発作中の猫を見ると慌ててしまいますが、実は何もしないのが一番です。無理に抑えつけたり、口の中に手を入れたりすると危険。まずは落ち着いて、周りの危ない物をどけましょう。発作は通常1-2分でおさまりますが、5分以上続く場合は緊急事態。すぐに動物病院へ連れて行ってください。我が家の猫が初めて発作を起こした時、動画を撮っておいたら獣医さんに「とても役立つ」と褒められました。発作の様子を記録するのも大切な対処法の一つです。
Q: 猫のてんかんは治るの?
A: 残念ながら完全に治ることは稀ですが、適切な治療でコントロール可能です。抗てんかん薬を飲み続ける必要がありますが、近所の三毛猫は薬で発作が月1回から半年に1回に減り、普通の生活を送っています。大切なのは薬を決まった時間に与えること。1回でも忘れると発作が再発する可能性があります。うちではスマホのアラームを活用しています。治らないからといって悲観的にならず、うまく付き合っていくことが大切です。
Q: 猫のてんかんの検査にはどんなものがある?
A: まずは血液検査で血糖値や肝臓・腎臓の機能を調べます。特に低血糖や肝臓の数値は重要。さらに詳しく調べるにはCTやMRIが必要で、脳腫瘍や脳炎の有無を確認できます。私の知り合いの猫は血液検査で異常が見つかり、MRIで肝臓腫瘍が発見されました。検査費用は確かに高額ですが、早期発見できたおかげで適切な治療ができたそうです。最近はペット用MRIを導入する病院も増えていますので、かかりつけの獣医さんに相談してみてください。
Q: 猫のてんかんの前兆はわかる?
A: 実は発作の前に前兆行動が見られることが多いんです。急に隠れたり、異常に甘えてきたり、唇をペロペロ舐めたり。うちの猫は頭を変な角度に傾けるのがサインでした。「今日は様子がおかしいな」と思ったら、スマホを準備しておくと良いでしょう。前兆に気づければ、発作が起きても慌てずに対処できます。ただし、すべての猫に前兆があるわけではないので、日頃から愛猫の普段の行動をよく観察しておくことが大切です。
Q: 猫のてんかん治療にかかる費用は?
A: 初期検査で3-5万円、抗てんかん薬は月5,000-1万円程度が相場です。ただしMRI検査が必要な場合、10万円以上かかることも。私の友人の猫はペット保険に加入していたおかげで、検査費用の70%が戻ってきたそうです。治療は長期にわたるため、保険の加入を検討するのも一つの手。かかりつけの獣医さんと相談しながら、無理のない範囲で治療を続けましょう。費用が気になる方は、自治体の助成制度を調べてみるのもおすすめです。